仏教婦人会報恩講並びに追弔会が行われました
- 新住職
- 2024年12月10日
- 読了時間: 3分
7日(土)、暁雲寺仏教婦人会主催による宗祖親鸞聖人報恩講並びに物故者追弔会が執り行われ、会員さんやご縁のある多くの方にお参りいただきました。
また、役員さんは新体制による初めての法会でしたが、前々から入念に準備をしていただき、企画準備・御斎・進行など一式をたいへん心を込めて行って下さいました。たいへんありがとうございました。
みなさまによって親鸞聖人や先立たれた方を偲ぶ大切な法縁を結ばせていただけたことに、改めてお礼申し上げます。

ご法要に先立ち、仏婦役員さん方が心を込めて作られた御斎をみなさんでいただきました。

御斎は浄土真宗の門信徒のみなさんがともに作りともにいただくなかでご縁を大切にするいとなみ。こころをこめてつくっていただきました。
そして、、、、写真から「すごい」のが伝わってきます。
本当においしく、おいしく、おいしく!!いただきました。
左上のギンナンは、暁雲寺の境内でとれたものです。
法要開始を告げる喚鐘(会奉行は前住職が務めました)のあと、新住職と住職補佐が内陣出勤して、仏婦役員さん方による伝供(お花などをお供えする法要のお作法)をしていただきました。

お勤めは、正信念仏偈(行譜)、巡讃方式(最初の1行を各僧侶が交代しながら発声します)で進めました。


法話は、新住職が担当させていただきました。
今回は、「仏説阿弥陀経をあじわう」というテーマで、阿弥陀経のことについて、イチからみなさんとイメージしながらお浄土への思いを膨らませてみました。阿弥陀経で描かれたお浄土のすがたや、お浄土の広がりなどについて、科学と仏教はともに存在と時間、生命のつながりを、もに表現の方法こそちがうものの真実を語ろうとしている点など、現代の世界観と比べながら……と、お話しを進めさせていただきました。くわしいことはまたどこかで…。笑
御法座のあとは、みなさんで語らいの輪をもっていただいたり、初めてお参りされた方もいつもお参りしてくださる方も、みなさんでお互いに声をかけあってくださっていたり、和やかで温かいご縁となりました。
お参りいただいた方のお一人は、「お寺に来ると、知った顔の人が参ってきて話しをすることができるけぇ、これてうれしい」。と。「講」には、「説き明かす」という意味、「学ぶ、習う」という意味、仏教の法会の意味などがあるようですが、つづいて「信心をともにする人びとの集まり」という意味もあるようです。報恩講には、そうした人のこころをつなぐ大切な役割もあるとつくづくと感じさせていただくご縁でした。
今回も、事前に企画準備をしていただいた役員のみなさん、また落ち葉を片付けたり境内・駐車場を整えてくださったみなさん、お花を生けてくださったり、数々お気遣いくださつたみなさん、当日お参りくださったみなさんのおかげ様で、無事ご法要を勤め上げることが出来ました。
たいへんありがとうございました。
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