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築地本願寺の華葩カードをいただきました

最近は、用務で東京に出かけることも減り、築地本願寺さんへお参りするご縁も少なくなってしまいました。でも、その東京での用務で知り合ったご縁のある方(お寺関係の用務ではないのに、たまたま浄土真宗本願寺派の若院さまというご縁でした)から、築地本願寺で毎月お参りの方へ配られている華葩カードと、築地本願寺さんの機関誌を送って下さいました。(「華葩」(けは)とは、特に大きな法要のさいに、僧侶がお内陣でお浄土の華に見立てて散らす紙のことです)。


毎月デザインや法語も変わっていて、それぞれにお経や親鸞聖人のお言葉のなかからとても味わい深い一節を紹介しています。今回は3ヶ月分、しかもお参りの方へ分けられるよう多めに送っていただきました(いつもお気遣い、たいへんありがとうございます!)。

本堂の焼香台横と庫裡入口にそれぞれ置いていますので、ご自由にお取りいただき、しおりなどとしてご利用いただければ幸いです。


10月~12月の華葩カード
10月~12月の華葩カード

10月は、「光雲無礙如虚空~いつでもどこでもどこまでも、救いの光は届いている~」

正信偈の和讃でいつもみなさんとお勤めする部分です。


11月は、「夕べには白骨となれる身なり」

御文章「白骨の章」より。お葬儀の際の御文章として有名で、みなさんの耳の奥に残っているとくにあじわい深い一節。


12月は、「転悪成善~失敗や挫折は無駄ではなく、人生の糧である~」

親鸞聖人「教行信証」に書かれている「信心の利益(りやく)」の一つ。


「わたし」中心の生き方は、なかなか「思い通り」にはいくはずもなく、世界もこのわたしも変化し続け、よってこのわたしに苦しみが生まれてくる。その苦しみのなかにあっても確かに生きているこのいのちをどのように受け止めていくべきか。阿弥陀さまの願いのなかに生かされているこのわたしをとらえ直したい、そう思わさせていただける3枚のカードに書かれたお言葉です。

 
 
 

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